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ネット広告で収入を 広告マーケットプレイス Pitta![ピッタ!]編

自分のホームページやブログに広告を張り、収入を得る方法はいろいろありますが、その中から今回はクリックされなくても表示されるだけで報酬が発生するネット広告広告マーケットプレイスPitta!(ピッタ)」の利用方法を紹介します。

http://www.pitta.ne.jp/

基本概要

広告を載せたい自サイトを申請し、審査を経て合格すると、「メディア(サイト運営者)会員」となり、広告枠の設定が許可されます。設定した広告枠のソースコードをサイトに記述すると、広告が表示されます。広告は表示されているだけで、クリックがなくとも報酬が発生します(インプレッション広告)。

また、設定した広告枠へ広告主から一定期間の固定報酬での広告出稿オファーが来ることがあります(セルフマッチ広告)。オファーを承認すると、その期間中、該当広告枠は該当広告主からの広告が常時掲載されます。報酬が一定以上(5000円)たまると、支払いが行われます。

申請・承認手順

ユーザー登録

pitta!サイトの申請フォームより申し込み。仮登録をすると、メールが届きます。メールに記載の本登録アドレスから本登録を行います。これが完了すると、メールで本登録完了通知が来ます。この登録自体は1営業日中くらいに速やかに行われます。この時点では、まだ広告掲載はできません。次に広告掲載したいサイトの申請を行います。

サイト申請手順

ユーザー本登録完了後、pitta!サイトにログインし、サイトの申請をします。申請すると、申請受付完了メールが届きます。ここから約1週間、サイト審査のために期間を要します。サイトが承認されると、これもメールで承認通知がなされます。

利用規約によると、以下に該当するサイトがNGのようです。

第6条 登録できない業種次の場合、利用登録申請及び本サービスの提供ができません。

利用登録申請者の行う事業が公序良俗に反するものである場合、その虞のある場合 利用登録申請者の行う事業が法令に違反するものである場合、その虞のある場合 利用登録申請者の行う事業が弊社の企業イメージを損なう虞のある場合 その他、弊社が不適切であると判断する場合

表示広告枠設定

広告を表示する枠について

インプレッション広告

インプレッション広告の枠作成~表示広告設定等についてです

  1. 広告枠の設定
  2. サイトが承認されたら、メディア(サイト運営者)ページ→「スペース管理ページ」より、新規スペース登録を行います。これは審査なしで、作成したその時点でソースコードが発行され、承認サイトに広告を表示させることができます。下記セルフマッチ広告の単価設定も同時にここで行います。ほとんどの項目は後で修正可能なので、必須項目を入力し、とりあえず広告枠をつくってしまってもいいでしょう。

  3. 掲載広告の選択
  4. 広告枠(スペース)の登録ができると、その枠に現在掲載可能な広告が確認できます。スペース管理画面の「スペース一覧」に、登録した広告枠が記載され、「掲載数」という項目に数字のリンクがあるはずです。その数字をクリックすると、掲載候補の広告の一覧が表示されます。各広告に「カテゴリ」「単価」の表示と、その広告を自サイトに表示するか非表示にするかを選択するメニューがあります。このメニューを変更することで、表示したい広告を選択できます。デフォルトではすべての候補が「表示」になっているので、一応一度は確認しておくといいでしょう。なお、「掲載数」が0の場合がありますが、エラーではなく、単純に広告切れしているということです。

インプレッション広告のスペース数

インプレッション広告は1サイトにつき、最大5個までスペースを作成できます。そして、1ページにつき、最大2個まで表示させることができます。

インプレッション広告の掲載場所

インプレッション広告の掲載場所はページトップからスクロールせずに1280*1024の範囲内という規制があります。

インプレッション広告の単価

テキスト広告は1つ0.01円が基本のようです。ユニークなテキスト広告の表示数だけ、報酬が上がります。テキスト広告が4つ表示されるスペースを作成しても、掲載可能広告が3つだと、単価は0.03円となるようです。

バナー広告の単価は0.005円~0.06円を確認しています。規定では0.005円~0.3円のようです(0.07円以上は見たことないですが)。同一広告主の広告でも、単価が異なることがあります。サイズが大きければ高いわけでもないです。カテゴリ・サイズ・掲載サイトを含めた、そのときどきの実勢により異なるようなので、逐一確認するしかありません。

セルフマッチ広告

セルフマッチ広告は登録されたスペースに対してオファーされます。設定した単価かつ承認を自動設定しておけば、オファーが来たと同時に承認となります。載せる広告を選択したい、価格交渉をしたい場合は、そのやりとりを経て合意に達するとセルフマッチ広告が配信されます。オファーは即日、ということはなく、1~2週間前に来ます。自動承認であっても、メールでお知らせが来ます。掲載開始直前と掲載終了のお知らせメールも来ます。

セルフマッチ広告掲載期間中は、該当広告枠を削除(非表示)にさせることはできません。また、該当ページの「大幅な」デザイン・レイアウト変更をすると報酬支払い拒否となるかもしれません。広告主はページのデザインや広告表示箇所を見て出稿の判断をしているでしょうから、出稿決定時より著しくデザインやレイアウトを変更するのは非常識であることは間違いないので、セルフマッチ広告オファー承認後のページデザイン・レイアウトの変更をする場合は、常識的な範囲で行ったほうがいいでしょう。なお、セルフマッチ広告は現在は表示させていないスペースにもオファーが来ることがあるようです。

セルフマッチ広告のオファー条件は謎につつまれています。単価を下げてもオファーが来ないときは来ません。単価を高くしていても、来るときは来ます。

報酬

報酬ルールについて

インプレッション広告

表示されるごとに、クリック有無関係なしに報酬が発生します。単価はバナー広告で0.005~0.3円、テキスト広告は0.01円です。バナー広告は大きさにより、同じ広告でも単価が変わります。テキスト広告は単価(0.01)×表示数なので、4つ表示されたら0.04円の報酬となります。

注意する点は、ページビュー(PV)に対して報酬が発生するのではなく、サイトのユニークユーザー(UU)数に対して報酬が発生するという点です。サイト内の異なるページの閲覧者が、明らかにユニークである場合は、その両方のページに広告を張る意味はあります。どのページも同一のユーザーが閲覧しているのであれば、複数ページに広告を張ってもUU数が変わらないので、報酬は単一ページに単一広告であるのとほぼ変わらないでしょう。

また、注意点2としては、単一ページに2つの広告を表示させても、報酬は2倍にならないという点です。例えば同一ページに広告枠を2つ設置すれば、広告表示回数は2倍になりますが、UUはほぼ同数のはずなので、1つの広告を張っているのとほぼ変わらない報酬となります。また、2つの広告の単価が異なる場合、平均単価が報酬の基本値となります。同一ページに2つの、単価0.05円と0.03円の広告を張り、表示回数が同数だった場合は、報酬基準となる単価は0.04となります。つまり0.05の広告1個だけ張るほうが報酬が高いということです。ただし、セルフマッチ広告と併用しているときは両方の報酬が発生します。

セルフマッチ広告

スペース登録の際に決定した(あるいは価格交渉で決定した)単価×掲載日数に、pitta!の取り分30%を引いた数値が報酬となります。例:決定単価100円、掲載日数10日間の場合は、100×10×.7=700円が報酬となります。報酬は掲載期間が滞りなく終了すると、収益に加算されます。

報酬支払い下限額

報酬は累積5000円をオーバーしないと、支払われません。また、支払いの際、振込手数料は支払われる側の負担で、金額は525円です。「現在の収益額」が5000円をオーバーすると振込申請ができるようになります。振込先金融機関指定は5000円の収益が確定せずとも、先に登録しておくことが可能です。

※2010年6月1日、振込手数料は210円となったもようです。

その他

上記以外の特徴です

安定性

広告切れを起こすことがたまにあります。枠があっても広告がない、という状態です。広告切れすると、自社広告設定をしていない限り、pitta!の広告が無報酬で表示されてしまいます。広告切れはカテゴリや広告サイズ、広告タイプ(あるいはサイトによって?)によって異なると思われ、それがいつ終了するのか、新規広告はいつからどのカテゴリやサイズで開始されるのかが全くわからないので、対応策としては、複数の広告枠を設定しておき、広告切れが発生したら広告がある枠に差し替えることぐらいしかできません。また、2009年10月20日午前0時ごろ~朝方、午後4時ごろ~翌日の間、pitta!のサーバーがダウンし、広告がサイトに表示されないという事態が発生しました。また、pitta!へのログインもできなくなりました。サイトに広告が表示されないだけならまだしも、pitta!の広告はページ上部への設置が義務づけられているので、pitta!の広告が読み込めないことにより、それ以下の記述部分の読み込みが渋滞し、ページ自体が表示されないサイトも発生、またかろうじて、相当重い状態でページが表示されても、その広告枠部分がない状態でサイトが表示され、レイアウトもその分変わってしまっていました。(このようなアクシデントに備え、pitta!広告枠はソースの下部に記述し、positionプロパティなどで表示を上部に持っていくなどの備えが必要かもしれません)

利便性・操作性

はっきり言って、よくないです。pitta!サイトへのログイン状態は保持されません。30分程度放置するとログアウトしてしまいます。また、広告の表示・非表示の設定が面倒です。例えばある枠に7個の広告候補があり、そのうちの2個だけを表示させたい場合、5個を非表示設定しなければならないのですが、一括で非表示設定はできません。一つ一つ非表示設定をし、そのたびにページの再読込が行われ、非常に煩雑です。新規の広告は表示がデフォルトで、かつ、いつ広告が開始・終了するのか何の情報もないので、時刻も不定期に突然開始、突然終了されてしまいます。少し放置すると勝手に不要な広告が表示されてしまっていたり、広告切れを起こしてしまっていたりします。かと言ってまめにチェックしようとしても、ログイン状態が保持されないので、いちいちログインをしなくてはならず、非常に管理が面倒です。広告切れの通知と初期設定での単価区切りでの表示許可設定はせめて欲しいところです。また、広告枠のカテゴリを誤って登録してしまうと、修正がこちらで勝手に行えず、修正申請をいちいちしなくてはならないのも不便といえます。

サポート

サポートはよいです。フリーダイヤルでの電話サポートがあるので、営業時間内ならその日のうちに問題解決の確率は高いでしょう。一度だけ電話をしてみたことがあるのですが、全然待たされずにすぐにつながりました。

総評

問題は数々ありますが、「表示されるだけで報酬が発生する」という仕組みのネット広告はほぼ競合がないに等しいため、pitta!を利用するのが次善の策であると思われます。ただ、セルフマッチ広告のオファーが運勝負(?)であり、したがってメインの報酬はインプレッション広告となり、インプレッション広告の単価が1UUにつき平均0.03円程度であることから、サイトのUU(サイトが複数ある場合は、申請全サイトの合計UU)が1日に1000で、やっと1日30円の収益となります。

このことから、(どのweb広告でもそうですが)UUが少ないサイトはPitta!を導入してもなかなか下限報酬額5000円まではいかないと言えます。UUではなくPVで勝負できる方式のネット広告や、UU・PVともに低くともある分野に特定し、約定率の高い構成となっているサイトであるなら、高単価成果報酬型のアフィリエイト(表示やクリックだけでなく、約定して初めて報酬が出るネット広告)に重点を置いたほうが得策でしょう。

上述のメリットを上回り、かつデメリットを克服したインプレッション報酬型サービスが新たに出てきて、切磋琢磨されていってほしいものです。何か「これ!」というサービスをご存じの方は教えてください。

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